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【2023年最新版】東京エレクトロンの企業分析|就活生必見の事業内容・最新決算情報

半導体業界
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東京エレクトロンとは?

東京エレクトロン株式会社は、世界最大の半導体製造装置メーカーの一つであり、半導体製造装置やフラットパネルディスプレイ製造装置を開発、製造、販売しています。同社の半導体製造装置分野では、アメリカのアプライド・マテリアルズ、ラムリサーチ、オランダのASMLと競合し、世界第3位のシェアを誇っています。同社はTOPIX Core30構成銘柄でもあります。

2022年には、ソニー、トヨタ、および6つの大手企業が出資して設立されたRapidusや、台湾の世界最大半導体メーカーTSMCの熊本工場建設に関連して再び注目を集めました。海外売上が主力であった同社ですが、日本が半導体国産化を進めようとしているため、今後は国内売上が伸びると期待されています。

半導体製造装置は、日本が得意とする分野の一つであり、世界中で日本製の機械が使用されています。特に、同社が開発したコータ/デベロッパーは、全世界で90%のシェアを持っています。このように、東京エレクトロンは世界半導体業界に大きな影響力を持つ会社であるため、アメリカのバイデン政権は日本、オランダ、アメリカの半導体同盟の重要性を強調しています。オランダのASMLと東京エレクトロンは、アメリカのバイデン政権から対中規制に対する協調を強制されています。

また、同社はフラットパネルディスプレイ分野でも有名であり、次世代OLED量産方式であるInkjet Printing技術を保有しています。

業界や株式市場では、同社はTELまたは東エレクと呼ばれています。

東京エレクトロンの主力製品

東京エレクトロン(TEL)が取り扱う主な製品は、半導体製造装置とフラットパネルディスプレイ製造装置です。半導体製造装置には、フォトリソグラフィープロセスにおいて感光剤の塗布と現像を行う「コータ/デベロッパー」、トランジスタの絶縁膜をつくるための「サーマルプロセスシステム」、不純物を洗浄するための「サーフェス プレパレーション装置」、半導体製造装置用の「ガスボックス、ガスパネル」などがあります。また、フラットパネルディスプレイ製造装置には、コータ/デベロッパやエッチング/アッシング装置があります。TELは他にも、半導体電子デバイスや一般電子部品、ネットワーク機器、ストレージ製品等のソリューションを提供しています。特に、コータ/デベロッパは全世界で90%のシェアを持っており、TELは半導体製造装置分野でのシェアは国内首位、世界第3位を誇る大手企業です。

東京エレクトロンの強み

東京エレクトロンは半導体製造装置の中でも「前工程向けの装置」に強みを持っており、前工程の4つの基幹工程のすべての製造装置を作っている世界唯一の企業として、世界中に7万台を出荷しています。

前工程とは、設計した電子回路を半導体ウェーハ表面に形成する工程であり、東京エレクトロンの製造装置が世界中で使用されています。具体的には、成膜、リソグラフィー、エッチング、洗浄の4つの工程があります。成膜は配線などになる薄膜をウェーハ上に形成する工程であり、リソグラフィーは薄膜上に感光剤を塗布し回路パターンを転写する工程です。エッチングは現像された感光剤をマスクにして薄膜を配線などの形状に加工する工程であり、洗浄は汚染物質や付着物を洗浄する工程です。東京エレクトロンの製造装置は、前工程におけるすべての工程に対応しており、世界中の半導体メーカーに広く使用されています。

東京エレクトロンの決算情報

(百万円)
決算期売上高営業利益経常利益当期利益
2020/03  1,127,286  
(-11.8 %)
237,292
(-23.6 %)
244,979  
(-23.8 %)
185,206
(-25.4 %)
2021/03  1,399,102  
(24.1 %)
320,685
 (35.1 %)
322,103 
(31.5 %)
242,941 
(31.2 %)
2022/03  2,003,805  
(43.2 %)
599,271  
(86.9 %)
601,724  
(86.8 %)
437,076
(79.9 %)

まとめ

東京エレクトロン株式会社は、世界最大の半導体製造装置メーカーの一つであり、半導体製造装置やフラットパネルディスプレイ製造装置を開発、製造、販売しています。同社の半導体製造装置分野では、世界第3位のシェアを誇り、TOPIX Core30構成銘柄でもあります。特に、同社が開発したコータ/デベロッパーは、全世界で90%のシェアを持ち、世界半導体業界に大きな影響力を持つ会社です。同社は、半導体国産化を進める日本市場での売上増を期待されており、今後も国内最大手の企業の一つとしてシェアを獲得していくことが予想されます。

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