決算概要
2022年度末の日産自動車の決算によると、同社はグループ全体で10兆8525億円の売上高を達成し、前年度比で13.1%増加したことが明らかになっています。また、営業利益は2兆262億円で、前年度比で62.7%増加し、経常利益は2兆541億円で、前年度比で61.1%増加しています。
この増加には、世界的な自動車市場の回復による需要の増加が大きく寄与しました。また、グローバルにおける日産ブランドとインフィニティブランドの販売台数の増加も増益に貢献しました。
ただし、日産は半導体不足の影響を受け、2022年度は生産を制限せざるを得ない状況にありました。このため、一部の市場においては需要を満たすことができず、販売台数の増加に制限が生じたとされています。
日産は今後も、電気自動車や自動運転車の開発・製造に注力していく方針であり、2022年度はグローバルで28万5000台の電気自動車を販売することを目標に掲げています。
また、グループ全体の販売台数は約504万台で、前年度比で9.9%増加しました。この増加は、新型車の発売や、既存車種の改良、販売促進策の強化などによるものです。
日産は、今後も市場の変化に柔軟に対応し、世界中の顧客のニーズに応えるため、より魅力的な製品を提供していくことが期待されます。
中長期経営計画
日産自動車は、グローバル競争力の強化や持続的な成長を目指す中長期経営計画「Nissan NEXT」を策定しています。
この計画の目標の一つは、2023年までに累計10兆円以上の売上高を達成することです。具体的には、グローバル市場での競争力を強化し、市場シェアを拡大することで、売上高の拡大を目指します。
また、電動化に力を入れ、2030年までにEV(電気自動車)の販売比率を50%以上にすることを目指しています。このため、新しいEVモデルの開発や既存の車種の電動化を進めることで、市場ニーズに応えていく計画です。
さらに、自動運転技術やコネクティビティの強化も重要な取り組みとして位置づけられています。日産自動車は、2022年には自動運転技術を搭載した新型車を発売する予定です。
経費削減にも力を入れ、業績を改善することも目標の一つです。具体的には、グローバル生産体制の最適化や固定費の削減、開発費用の削減などにより、コスト削減を進めています。
日産自動車は、これらの取り組みを通じて、グローバル市場での競争力を強化し、持続的な成長を目指しています。


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